【電気用語解説】責任分界点

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責任分界点とは?

責任分界点とは、電力会社と需要家の責任範囲の線引きのポイントです。

高圧受電の需要家であれば、主にPASの一次側接続点となります。地中化されている場所などでは、この限りではありません。

低圧受電の需要家であれば、引込線の取付点です。

一般的に電力会社の電柱から家屋に電線が引き込まれています。それの家屋側の取付点を指しています。一般家庭は、これに含まれます。

責任分界点を境目に、責任及び資産が分かれます。引込線は電力会社の資産となり、断線などの場合は電力会社にて修繕されます。逆に責任分界点以降は需要家の責任及び資産となり、何かあれば需要家にて修繕する必要があります。

しかし計器用変成器(VCT)、電力量計、サービスブレーカー(リミッター)などは、責任分界点より需要家側に設置されていますが、電力会社の資産となります。

責任分界点の「分界」の部分は、「分解」と間違えないように注意しましょう。「分界」とは「境目をつけて分けること」の意味があります。

この記事を書いた人
じんでん

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電気設備の保守管理の仕事に携わっています。専門知識ってネットでは出てこないか、難しすぎるって場合がおおくないですか?そこで私は電気関係の仕事で役立ちそうな情報を簡単に分かりやすく発信しています。
〔保有資格〕
・第3種電気主任技術者
・第1種電気工事士
・消防設備士

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