【電気用語解説】もらい事故

電気用語

どうもじんでんです。今回は「もらい事故」について解説したいと思います。

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もらい事故とは?

もらい事故とは他の需要家による地絡事故にて、健全な需要家の地絡継電器が動作する事です。地絡継電器の動作により、PASなどが切りになり構内が停電します。

なぜこのような事が起きるについて説明します。配電線のどこかで地絡が発生すると、その地絡点に向かって対地静電容量及びEVTより電流が流れます。

健全な需要家の対地静電容量からの電流は、電力会社側に向かって流れます。そして変電所の変圧器の巻線を通って、地絡点に向かって流れていきます。

この時の健全な需要家の対地静電容量による電流にて、地絡継電器が動作するのです。電流の大きさは対地静電容量に比例します。需要家の中で最も対地静電容量を持つのは高圧ケーブルです。

この高圧ケーブルが短く、サイズが小さければもらい事故は発生しません。しかし対地静電容量は高圧ケーブルだけにある訳ではありませんので、設備の内容によってはもらい事故が発生する場合があります。

概ね目安として地絡継電器の電流の整定値が0.2Aだとして、高圧ケーブルが38sqで40〜50m以上だともらい事故が発生する可能性があります。

この記事を書いた人
じんでん

当サイトの運営者。九州に住んでいる30代です。
電気設備の保守管理の仕事に携わっています。専門知識ってネットでは出てこないか、難しすぎるって場合がおおくないですか?そこで私は電気関係の仕事で役立ちそうな情報を簡単に分かりやすく発信しています。
〔保有資格〕
・第3種電気主任技術者
・第1種電気工事士
・消防設備士

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