【電気用語解説】もらい事故

電気用語

どうもじんでんです。今回は「もらい事故」について解説したいと思います。

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もらい事故とは?

もらい事故とは他の需要家による地絡事故にて、健全な需要家の地絡継電器が動作する事です。地絡継電器の動作により、PASなどが切りになり構内が停電します。

なぜこのような事が起きるについて説明します。配電線のどこかで地絡が発生すると、その地絡点に向かって対地静電容量及びEVTより電流が流れます。

健全な需要家の対地静電容量からの電流は、電力会社側に向かって流れます。そして変電所の変圧器の巻線を通って、地絡点に向かって流れていきます。

この時の健全な需要家の対地静電容量による電流にて、地絡継電器が動作するのです。電流の大きさは対地静電容量に比例します。需要家の中で最も対地静電容量を持つのは高圧ケーブルです。

この高圧ケーブルが短く、サイズが小さければもらい事故は発生しません。しかし対地静電容量は高圧ケーブルだけにある訳ではありませんので、設備の内容によってはもらい事故が発生する場合があります。

概ね目安として地絡継電器の電流の整定値が0.2Aだとして、高圧ケーブルが38sqで40〜50m以上だともらい事故が発生する可能性があります。

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