どうもじんでんです。皆さんは現場で、なんでこんなところにネジがあるのって状況に遭遇したことはありませんか?
普通のドライバーは入らないような、狭い隙間にネジがあったりしますよね。もちろん手では回らないし、なにか工具がなければ対応できなくて困ります。
今回はそんな時に大活躍する、板ラチェットドライバーを紹介します。
狭いところのネジは、コレが無いと本当に外せなくて困ります。是非1つは持っておきたいおすすめ工具です。
ENGINEERの極薄ラチェットドライバーDR-27
あなたはこんな状況に遭遇したことはありませんか?
なんらかの機器の蓋を外す為には、側面のネジを外す必要があります。しかし一方の側面は他の機器が近くて、普通のドライバーが入る隙間が無い。
当初はメンテナンスも考えて設置されていたのでしょうが、そんなこととは知らずに隣に新たな機器が増設されたなんて背景が想像できます。
こんな時になんの工具も持って無いと対応が不可能です。私も過去に同じ状況に遭遇して、手で回してみたり、手持ちの工具を駆使してみたりと足掻きましたが無理でした。結局、工具を買いに走る羽目となりました。
このような狭い場所のネジ回しには、通称「板ラチェットドライバー」がおすすめです。
板ラチェットドライバーは板状の本体に、先端が短いドライバーになっている工具です。
各メーカーから、様々な板ラチェットドライバーが発売されています。どれも似たり寄ったりに思えますが、今回おすすめする製品は一味違います。
数ある板ラチェットドライバーの中でも、私がおすすめするのはエンジニアの極薄ラチェットドライバーDR-27です。
エンジニアというメーカー名は聞き馴染みが無いかもしれませんが、エンジニアはネジザウルスを発売している会社です。ネジザウルスは外れないネジを外す工具として有名ですね。
そんなDR-27のポイントを紹介していきます。
DR–27はこんな人におすすめできます。
- 最薄の板ラチェットドライバーが欲しい
- 先端のビットを無くして困ったことがある
総合評価
製品名 | エンジニア 極薄ラチェットドライバー DR-27 |
---|---|
総合おすすめ度 |
項目 | 評価 | 備考 |
---|---|---|
機能 | ラチェット機構はしっかりしている | |
サイズ | ヘッドの厚みが最薄クラス | |
重量 | 気になる重さはない | |
バリエーション | ビットは+と-の2種類のみ | |
付加機能 | ビットを収納可能 |
※評価については、他メーカーの同等クラスの製品との比較や、個人的な主観を元に点数を付けています。
スペック
製品名 | エンジニア 極薄ラチェットドライバー DR-27 |
---|---|
対応ビット | 6.35㎜ |
付属ビット | +2 −6㎜ |
サイズ | 103×17.5×10㎜(ビットを装着していない場合) |
重量 | 約54g(内蔵ビット含む) |
ラチェットギア | 不明 体感では10°程度 |
※抜粋して記載しています。詳しくはメーカーのサイトなどをご参照ください。またスペックの一部は実測値を記載しています。
最薄クラスのヘッドの厚み
板ラチェットドライバーの主な用途は、狭い場所でのネジ回しです。
それを考えると選ぶポイントとして、ヘッドの厚みがどれだけ薄いかがあります。薄いほど、より狭い場所の作業ができるということです。
DR-27の付属ビット装着時の厚みは、なんと18㎜です。製品名に極薄と謳っているだけのことはあります。
他社の同等製品をいくつか確認しましたが、この18㎜は最薄クラスです。
薄さで選べば、DR-27は最高の板ラチェットドライバーと言えます。とにかくヘッドの厚みが薄い板ラチェットドライバーを探している人におすすめです。
DR–27が板ラチェットドライバーとしては現状では最薄なので、コレが入らない場所のネジ回しはできないと諦めがつくでしょう。
また最薄クラスですが、ラチェットギアもしっかりしています。製品情報に無いので正確ではありませんが、体感的に送り角度は10°程度ではないでしょうか。
ビットを本体に収納できる
板ラチェットドライバーは、付属の短いビットを装着して使用します。各製品とも+ビットや−ビットが付属しています。
殆どの製品がビットホルダーに収納するものとなっており、板ラチェットドライバー本体とビットホルダーの2つを持ち運ぶ必要があります。
このビットホルダーは行方不明になりがちです。私の場合は板ラチェットドライバーの使用頻度が少ないので、いざ使おうとしてビットが見つからないなんて経験があります。
DR-27では、なんと本体にビットが収納できます。
付属ビット
+2と−6の2つのビットが付属していますが、2つとも本体に収納できます。
これなら無くす心配はありませんね。もうビットを探す手間はいりません。
使用感として、ビットは指で押せば簡単に取り出せます。
収納する時は押し込むとカチッっと音がするので、しっかりと収納できたと分かります。しっかりしているので、簡単には外れないですね。
他のビットも使用できる
ただ付属ビットが2つというのはマイナスポイントです。
他製品では他サイズの+ビットや−ビット、更には六角ビットなんかも付属しているものもあります。
しかしDR-27のビットは6.35㎜の共通のものなので、他社製のビットも使用可能です。長さが18㎜なら本体への収納も問題ないでしょう。
※試した訳ではありません。自己責任でお願いします。
付属のビットで満足できない人は、同等のビットを探して使用すれば解決できます。
まとめ
- DR-27は板ラチェットドライバーでは最薄クラス
- ビットを本体に収納できるので無くならない
- 他のビットも使用可能
板ラチェットドライバーは、いざという時に必要になる工具です。今はまだ必要でなくとも、その状況に遭遇してからでは手遅れです。
そんなに高額でもないので、なにかあった時の保険として購入してみてはどうでしょうか。そして板ラチェットドライバーを買うならDR-27をおすすめします。
この記事が皆さまのお役に立てれば幸いです。
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