どうもじんでんです。皆さんヘッドライトライトって使ってますか?私は電気の仕事をしているので、明かりの無い停電した状態での仕事も多く、必須のアイテムとなっています。電気の仕事に関わらず様々な現場作業で、ヘッドライトライトは活躍していますね。
そんなヘッドライトの有名なメーカーとして、GENTOSがあります。ヘッドライトだけでなく、作業用照明からデスクライトなど照明系の製品を多く発売しています。
私もライト系は基本、GENTOSを使っています。少し値段は高いですが、信頼のおける良い製品が多いです。
私はヘッドライトはGH-100RGを使っていました。とても満足できる良いヘッドライトです。GH-100RGの詳細は、こちらの記事をご覧ください。
そうしたGH-100RGがパワーアップして、GH-200RGとして発売されました。今回はそんなGH-200RGを紹介します。
GENTOSのGH-200RG
GENTOSのGH-200RGは、2021年11月に発売されたヘッドライトです。
これまでGENTOSの最強ヘッドライトとして君臨した、GH-100RGの後継機種です。基本的な部分は継承しつつ、性能をパワーアップしGH-100RGの不満点を改善した製品です。
GH-200RGは2022年2月現在でGENTOSのヘッドライトの中で、明るさや電池の持ち共に最強のスペックです。
とにかく明るいヘッドライトが欲しい人は、迷わずGH-200RGを購入すると良いでしょう。
GH-200RGをオススメできるのは、次のような人です。
- とにかく明るいヘッドライトが必要な人
- 明るくて長時間連続して使用する人
- 作業現場など過酷な状況で使用したい人
これらに1つでも当てはまる人は、GH-200RGをオススメします。価格も最強クラスですが、それ以上の価値があります。
総合評価
製品名 | Gシリーズ ヘッドライト GH-200RG |
---|---|
総合おすすめ度 |
項目 | 評価 | 備考 |
---|---|---|
明るさ | 1200lmで最高クラスの明るさ | |
点灯時間 | 最長78時間の点灯時間 | |
サイズ | サイズは大きく重いが、 性能的には仕方ないと思われる | |
付加機能 | 防水面ではIP66に対応し、 マグネット式の充電ケーブル等、 現場向けの設計がされている | |
価格 | 高価格帯のヘッドライトだが、 性能的には満足できる |
※評価については、他製品との比較や、個人的な主観を元に点数を付けています。
スペック
製品名 | Gシリーズ ヘッドライト GH-200RG |
---|---|
明るさ | 約1200lm(Maxモード時)〜50lm(Ecoモード時) |
照射距離 | 283m |
照射特性 | フォーカスコントロール |
電源 | 専用充電池3.7V5600mAhまたは単3形電池×4本 |
点灯時間 | 約7時間(Maxモード時)〜約78時間(Ecoモード時) |
質量 | 約379g |
保護等級 | IP66準拠(耐塵・耐水) |
※抜粋して記載しています。詳しくはメーカーのホームページなどを参照ください。

内容物
- 本体一式(バッテリー含む)
- ヘッドバンド
- ヘルメットホルダー
- シリコンバンド
- 専用ACアダプター(出力DC5V 2A)
- 専用マグネット充電ケーブル
- Micro-USBケーブル
様々な付属品が付くのは、嬉しいポイントですね。特に標準のヘッドバンド以外に、シリコンバンドやヘルメットホルダーが付くのはポイントが高いです。
充電器関係も一通り標準で付属しています。しかしACアダプターなんかは、今時どこの家庭にもあるので不要かなと思います。その分で少しでも安くしてもらえると嬉しいですね。

最強の明るさとバッテリー容量
GH-200RGの最大の特徴として、ヘッドライトの中でも最強クラスの明るさと電池容量があります。
明るさ
まず明るさでいえばなんと、最大で1200lmです。GENTOSのヘッドライトでも、1000lmを超えるものは他にありません。従来機種のGH-100RGでは、最大1100lmだったので100lmパワーアップしています。
GH-100RGでも、最大モードで明るすぎるくらいだったので必要充分と言えるでしょう。
明るさは非常に表現が難しいですが、私の実体験として深夜でも電柱の先をきれいにみる事ができる明るさでした。電柱もサイズが色々ですが、大体15m先くらいまでは余裕で照らすことが可能と言えるでしょう。
バッテリー容量
またGH-200RGは、専用バッテリータイプのヘッドライトです。そのバッテリー容量もポイントです。
1200lmのMaxモードでなんと約7時間使用できます。最小のecoモードでは、約78時間使用できます。従来機種では、Maxモード7時間〜ecoモード95時間でした。ecoモードでの使用時間は短くなっているものの、Maxモードでは明るさがアップしているのに、同じ時間使用できます。
ecoモードでの使用時間の低下は、ecoモードの明るさアップが起因しているのでしょう。数字だけで見れば大幅減ですが、実際の使用で考えると78時間でも必要充分では無いでしょうか。
また専用バッテリーだけではなく、単3形アルカリ電池×4本でも使用可能です。急にバッテリーの充電が切れても、電池があればとりあえず使用する事が可能です。しかし使用時間は、専用バッテリーに比べて少なくなるのでご注意下さい。
巨大な本体
この明るさとバッテリー容量は大きな魅力ですが、その代償としてビックリするくらい巨大な本体があります。しっかりと従来機種から引き継いでいます。
初見では、その大きさと重さにビックリするでしょう。私は従来機種を使っているのでもう慣れていますが、初めて使う方は覚悟しておきましょう。
重さも若干は従来機種から軽くなっていますが、一般的なヘッドライトと比べたらかなり重いです。
過酷な現場にも対応
GH-200RGを現場作業向けにオススメするのには理由があります。
それはGH-200RGが、保護等級IP66準拠と落下耐久2mであることです。この性能は、従来機種と同じ性能を引き継いでいます。
まず保護等級ですが、IP66を言葉で表すと「耐塵」「耐水」になります。
防塵に関しては最高クラスの性能です。
防水に関しては8段階の内の「6」で、強力な噴流からも保護される性能です。具体的には、雨の中でも問題なく使用可能な性能です。しかし水没など、水中での使用までの性能はないのでご注意下さい。
これにより、雨天時の作業などの過酷な環境でも安心して使えます。
また落下耐久も2mに対応しています。2mなら普通の人であれば、頭から地面に落としても大丈夫ということになりますね。落下耐久はありますが、過剰な期待は禁物です。なるべく丁寧な取り扱いを心掛けましょう。
従来機種のGH-100RGも現場で使用していましたが、壊れる事はありませんでした。GH-200RGも同等なので安心です。
進化した充電端子
従来機種のGH-100RGで、不満だったポイントがあります。それは充電端子が特殊形状でした。
充電器側はUSBなのでどこでも充電できたのですが、バッテリー側が専用端子でした。これによりどこでも充電するには、専用ケーブルを持ち歩くか、ケーブルのみ購入して置いておくしかありませんでした。せっかくのUSB充電なら、バッテリー側も汎用的なUSBだったら便利だと感じていました。
今回紹介のGH-200RGでは、この充電端子問題が解決されました。
まずGH-200RGの専用バッテリーの充電方法は2つあります。
1つはバッテリー本体に直接充電する方法で、もう1つは本体にバッテリーを装着した状態で充電する方法です。
まずバッテリー本体に直接充電する方法では、ついにUSB端子による充電が可能となりました。本体はヘルメットに装着した状態で、バッテリーだけを抜き取って事務所などで充電することが可能です。端子はMicro-USBが採用されています。現在はUSB-typeCが主流になりつつあるので、Micro-USBは残念なポイントです。しかし専用端子に比べれば、充分な改善です。

もう1つの本体にバッテリーを装着した状態での充電では、専用ケーブルを用いて充電します。
従来機種ではコネクタ式でしたが、GH-200RGではマグネット式に変更されています。マグネット式なら、端子の摩耗が抑えられるので長く使う事ができそうですね。本体の受け側にはキャップが付いており、過酷な現場でも端子を痛めない工夫がなされています。

全体を通して、過酷な現場作業に向けて設計されている事が分かります。
まとめ
- GENTOSのヘッドライトでは、性能面でこれ以上のものはない
- 従来機種より明るさがパワーアップしている
- IP66に対応し雨天でも使える
- 充電端子がMicro-USBを採用し便利になった
GH-200RGは、GENTOS最強のヘッドライトです。価格も最強クラスですが、現場で使うプロの道具としては妥当な価格ではないでしょうか。個人的には価格以上の価値があり、ヘッドライトはこれ以外は考えられません。
価格で迷っている方は、この記事が参考になればと思います。
またヘッドライト選びで悩んでいる方は、こちらの記事もご覧ください。
この記事が皆さまのお役に立てれば幸いです。
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