夜間の現場作業に必須 ヘッドライトの選び方とおすすめ

夜間の現場作業に必須 ヘッドライトの選び方とおすすめのアイキャッチ 照明
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どうもじんでんです。夜間や暗所での作業時には、作業照明が必須です。

作業場所全体を照らす投光器も必要ですが、作業者の手元足元を照らすためにヘッドライトも必須です。特に電気工事では停電しての作業が多く、暗闇での作業が多い傾向にあります。

十分な照度確保が安全作業の第一歩です。

作業用ヘッドライトも性能、価格などで千差万別です。それぞれの作業に合ったヘッドライトを選びたいですね。

この記事では、作業用ヘッドライトの選び方とおすすめを紹介します。

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ヘッドライトとは?

ヘッドライトは文字通り、頭に装着するタイプのライトです。

一般的には頭に直接や帽子に着けたりもしますが、現場作業においてはヘルメットに装着します。

頭部に照明がついているので、自身の進行方向及び目線の先を照らすことができます。

投光器では状況により自身が影となり、手元が暗くなることもありますが、それらを補完する為にもヘッドライトは必須のアイテムです。

またヘルメットに常時装着することで、いつでも簡単に照度を確保できます。

ヘッドライト自体はそこまで重くないので、多くの作業者は常にヘルメットにヘッドライトを装着しています。

ヘッドライトの有名メーカー

作業用ヘッドライトを発売している、代表的なメーカーは次の通りです。

  • GENTOS(ジェントス)
  • TAJIMA(タジマ)
  • LEDLENSER(レッドレンザー)
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ヘッドライトの選び方

ヘッドライトは性能、価格ともにピンキリです。

基本的には価格が高い製品ほど高性能になりますが、本体が重たくなるデメリットもあります。また強力な明るさを謳っている製品でも、実は点灯時間が短いなどもあります。

それぞれの作業で何が必要かは違いますので、自分に合った作業用ヘッドライトを選びたいですね。

ここからはヘッドライトを選ぶポイントを解説します。

明るさ

ヘッドライトの1番重要なスペックとなるのが明るさです。

多くの製品は、明るさは光束[lm(ルーメン)]で表記されます。基本的にはこのlmの値が大きいほど明るいヘッドライトとなります。

しかし光束[lm]は、その光源から発せられる光の総量となります。よって照射面が広く広範囲を照らす製品になるほど、同じ光束[lm]でも一方向の光の強さは弱くなります。

ヘッドライトを比較する際は、多くの製品が照射面が大きく変わることは無いので、単純に光束[lm]の大きさが明るさの強さと考えて良いでしょう。

作業用ヘッドライトの光束[lm]の目安は、300[lm]〜500[lm]程度は最低でも欲しいですね。

1000[lm]程度になると、かなり遠くまで明るく照らすことができます。手元だけでなく、遠くも照らす必要がある人は1000[lm]クラスを選びましょう。

点灯時間

点灯時間は、1つの電源で連続して点灯できる時間を表しています。

電源が乾電池なら新品の乾電池が切れるまで、バッテリータイプなら満充電から切れるまでの時間です。ただし電池は気温や劣化によって影響を受けるので、必要な点灯時間は余裕を見て選択しましょう。

過去に私も明るさだけに囚われて、3時間程度しか点灯時間がない製品を選んでしまい、後悔したことがあります。

基本的には明るいヘッドライトほど、電池の消耗が激しく点灯時間が短いです。しかしその分の電池容量を増やして、長時間の点灯時間を実現している製品もあります。

点灯時間が短い製品でも予備の電池を準備することで、点灯時間の短さを解決できます。しかしコストパフォーマンスは低くなるので、個人的には初めから長時間の製品をおすすめします。

電源

作業用ヘッドライトは、一昔前までは乾電池で動くものが殆どでした。しかし近年では、バッテリータイプの製品が多く発売されています。

乾電池タイプとバッテリータイプの特徴は次の通りです。

  • 乾電池タイプ・・・価格が安い、電池が切れても安心
  • バッテリータイプ・・・長時間点灯できる、繰り返し使用できてコスパが良い

また乾電池もバッテリーも使用できる、ハイブリットタイプの製品もあります。ハイブリットタイプであれば、バッテリーが切れても乾電池を入れてすぐに再使用できるのが良いですね。

乾電池の使い捨てによるゴミ問題やコストパフォーマンスを考えると、バッテリータイプをおすすめします。

乾電池タイプでもeneloopなどの充電池を活用すれば、これらの問題は解決できます。

重量

作業用ヘッドライトは、常時ヘルメットに装着している人も多いです。また頭部に装着するので、意外と本体重量が気になります。

手に持つ分には気にならない重量でも、頭に着けると感覚が違うので注意が必要です。

可能な限り軽量な製品をおすすめします。

しかし明るい製品や、長時間の点灯時間がある製品ほど重くなります。これはバッテリーの容量が影響しています。

高性能な作業用ヘッドライトを選ぶ際は、その重量も一度確認しておくことをおすすめします。

その他

作業用ヘッドライトには各製品とも、様々な工夫がなされているものがあります。

必須の機能からちょっとしたことまでありますが、その一例を紹介します。

ヘッドライト選びのポイントとして下さい。

ヘッドバンド

作業用ヘッドライトはヘルメットに装着しますが、普通のヘッドライトはバンドでヘルメットに固定します。

しかしよく動く現場作業では、ヘッドライトがヘルメットから外れます。その為、このバンドに工夫がされている製品があります。

よくあるのが、バンドに滑り止め加工がされているタイプです。普通のものに比べれば外れにくいですが、現場作業では効果が高いとは言えません。

おすすめなのがシリコンバンドです。普通のバンドと比べて圧倒的に外れにくいです。ちょっとやそっとでは外れません。もちろん頭を下に向ければ外れることもありますが、通常の作業程度では大丈夫です。

さらに完全に固定したい人には、ヘルメットホルダーをおすすめします。

ヘルメットホルダーはバンドをプラスチックのホルダーの爪でガッチリと固定するので、全く外れません。しかしヘルメットの形状によっては、装着できない場合もあるので注意が必要です。

後部認識灯

ヘルメットの電源は、多くの製品が後部に搭載されています。

そのバッテリーホルダーに認識灯が搭載されている製品があります。認識灯があることで、暗闇でも自分の存在を他者に知らせることができます。

職種によっては必須の機能ではないでしょうか。

フォーカスコントロール

ヘッドライトのレンズを調整することで、照射範囲を変更できる機能をフォーカスコントロールと言います。

絞れば範囲は狭くなりますが遠くまで照らすことができ、緩めれば広範囲を照らすことができます。

屋内と屋外で調整したりと、作業状況で変更できます。

様々な状況で作業する人にはおすすめ機能です。

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おすすめヘッドライト

ここからはおすすめのヘッドライトを紹介します。

性能最強のヘッドライトGENTOS GH-200RG

私はワークライトはジェントスを愛用しています。

そのジェントスの中でも、最強の明るさとバッテリー容量を誇るヘッドライトがGH-200RGです。

GH-200RGは明るさが1200lmもありながら、その最大の明るさで連続7時間点灯のバッテリー容量があります。明るさのモードを低くすれば10時間以上の使用も可能です。

中くらいのモードでも、そこら辺のヘッドライト並みの明るさがあります。

文句のつけようがない性能です。私も愛用していますが、不満に思うところはありません。しかし重量が重いのが唯一の欠点です。

GH-200RGのレビュー記事はこちらをご覧ください。

お手頃価格でコスパが良いヘッドライト GENTOS WS-343HD

ヘッドライトは価格、性能ともにピンキリですが、ある程度使えて価格が安い製品を探している人も多いでしょう。

そんな人におすすめなのが、GENTOSのWS-343HDです。

WS-343HDは実売価格が3000円程度と、購入しやすい価格帯です。

しかしながら320lmで6時間点灯と、現場作業に使える性能はあります。

電源もハイブリットタイプなので、乾電池と専用バッテリーどちらでも使用可能です。専用バッテリーは同梱されないので、別途購入が必要なのでご注意下さい。

入門モデルやコスパを求める人におすすめです。

カスタムして自分好みのヘッドライトを タジマ Uシリーズ

建築道具の有名メーカーのタジマに、一風変わったヘッドライトがあります。

それはUシリーズと呼ばれ、ヘッド部分とバッテリー部分が別々に販売されています。

ヘッド、バッテリーともに性能が違うバリエーションが発売されており、それぞれに合ったヘッドライトを組み合わせて作ることができます。

バッテリー容量を後から増やすこともできますし、作業によって付け替えることもできます。正直コスパはあまり良くないのがデメリットです。

しかしUシリーズのバッテリーは、ヘルメットにつける空調ファン風雅ヘッドのバッテリーとしても使用できるので、こちらも使う人は1つのバッテリーを共用できるのでおすすめです。

この記事を書いた人
じんでん

当サイトの運営者。
電気設備の保守管理の仕事に携わっています。専門知識ってネットでは出てこないか、難しすぎるって場合がおおくないですか?そこで私は電気関係の仕事で役立ちそうな情報を簡単に分かりやすく発信しています。
〔保有資格〕
・第3種電気主任技術者
・第1種電気工事士
・消防設備士

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