どうもじんでんです。今の腰道具に満足していますか?
作業工具を携帯するのに、腰道具を使用します。腰道具は職人の個性が現れますよね。
皆さんこだわって、厳選された腰道具を作りあげられています。私も試行錯誤しながら、これまでに多くの腰道具のアイテムを購入してきました。
なかなかコレだってものには出会いません。腰道具で問題となるのが、腰袋や工具差しの位置変更が難しい点です。
今回はそんな腰道具の位置を簡単に変えられる、腰道具を見つけたので紹介します。
腰道具の問題
腰道具は千差万別で、様々なメーカーや種類があります。ホームセンターを覗いて、良いのがあれば試してみてカスタマイズしていきます。
自分の思う最高の腰道具には、なかなか近づくことができません。
私自身もこれまでにアレやコレやを試しましたが、しっくりくる形にはなりませんでした。
その原因を考えた時に1つ思い当たるものがあります。
様々な作業に対応しようとすると重装備になる
私は電気設備の保守がメインの仕事ですが、たまには電気工事もします。
設備保守と電気工事士では、必要な道具は大きく違います。共通している物もあれば、片方には不要な物もあります。
どちらにも対応しようと思うと、とてつもなく重装備となります。重装備になれば道具は完璧かもしれませんが、フットワークが悪くなります。また年齢を重ねると腰を痛めたりなどの弊害もあります。
個人的には腰道具は必要最低限を求めて、なるべく少ない数や軽い工具を選んできました。
しかしよくよく考えると様々な作業に対応しようとして、相反することを求めていた様な気がします。
腰道具を2セット準備する
解決策として、それぞれの作業に合った腰道具を2セット準備する方法があります。
しかし都度、道具を差し替えたり、収納スペースがいるなど、あまりいい解決策ではありません。
作業に応じてカスタムできる腰道具があれば完璧なんですが、それを叶えてくれる夢の様な腰道具があります。
それが今回紹介するタジマのセフ着脱式シリーズです。
タジマのセフ着脱式シリーズ
タジマのセフ着脱式シリーズは、腰袋や工具差し本体とセフホルダーで構成されています。
セフホルダーは胴ベルトに取り付けて、そのセフホルダーに腰袋などを取り付けます。セフホルダーと腰袋は、ワンタッチで着脱できます。
セフホルダーはシリーズで共通なので、セフホルダーを胴ベルトに複数個つけておけば、位置の変更も容易にできます。
腰袋が不要な時は、取り外しておけば軽量化できます。これらがワンタッチで簡単にできるのは画期的です。
ただしデメリットとして、価格が高いことが挙げられます。基本的にはセフホルダーが別売りとなっているので、初めて購入する時は高くついてしまいます。
キャンペーンや一部商品はセフホルダー付きのアイテムもあるので、初めはそれらを選ぶと良いでしょう。
対応アイテム
セフ着脱式シリーズに対応しているアイテムは多くあります。一般的に発売されている腰袋や工具差し、工具ホルダーはほぼ網羅されています。
普通のタイプはナイロン製ですが、本革仕様のものも用意されています。他にもコンベックスやレーザー距離計などの変わり種もあります。
セフホルダーも胴ベルト用の他に、フルハーネス用の縦ベルト用も用意されています。またそれぞれに耐久性を上げたメタル仕様のセフホルダーもあります。
ここからは、おすすめのセフ着脱式シリーズのアイテムの一例を紹介します。
着脱式腰袋 電工2段大 ツインフック
着脱式腰袋 電工2段大 ツインフックは、電工向けの腰袋です。
中にサックが付いているので、これ一つで多くの工具を収納できます。
またこの製品はツインフックとなっており、2つのセフホルダーで固定するタイプとなっています。ツインフックは着脱のしやすさのメリットはありますが、セフホルダーが2つ必要なので価格のデメリットがあります。
人によっては1つのセフホルダーのタイプも選択肢としてアリです。
着脱式工具差し 4本差し
着脱式工具差し 4本差しは、電工向けの工具差しです。
これ1つで、ドライバー2本とペンチやニッパーを2つ収納できます。
電気工事をするなら必須のアイテムです。
着脱式工具差し 2本差し圧着ペンチ用
着脱式工具差し 2本差し圧着ペンチ用は、圧着ペンチ用の工具差しです。
電気工事に必須の圧着ペンチ専用の工具差しは、電気工事士としては嬉しいですね。しかも2本収納できるので、リングスリーブ用と圧着端子用を同時に携帯できます。
着脱式工具ホルダーアルミ カラビナ大
着脱式工具ホルダーアルミ カラビナ大は、セフ着脱式に対応したカラビナタイプの工具ホルダーです。
カラビナは様々な用途に使用できるので、1つは付けておきたいアイテムですね。
剛厚セフGロックダブルマグ25 5.0m メートル目盛
剛厚セフGロックダブルマグ25 5.0m メートル目盛は、セフ着脱式に対応したコンベックスです。
セフ着脱式に対応したコンベックスは、多くの種類が用意されています。
自分に合うものを探してみてはどうでしょうか。
セフハンドライト ヒーター付
セフハンドライト ヒーター付はセフ着脱式に対応したハンドライトです。
充電式電気カイロの機能もある、一風変わったハンドライトです。底面にセフフックが付いているので、本体を直接セフホルダーに装着できます。
セフハンドライト ヒーター付きの詳細は、こちらの記事で紹介しています。
タタックナイフ
タタックナイフはセフ着脱式に対応した電工ナイフです。
セフ着脱式に対応した専用ホルダーが用意されているので、よく電工ナイフを使う人におすすめです。
電工ナイフとしての評価も高い製品です。
タタックナイフの詳細は、こちらの記事で紹介しています。
おすすめできる人
セフ着脱式シリーズは便利な反面、揃えるには高価なのがネックです。また腰道具を一新しようと思うと、かなりの決心が必要ですよね。
そんな悩んでいる人向けに、セフ着脱式シリーズをおすすめできる状況を紹介します。
マルチに作業する人
私の様に、腰道具の使用状況が複数ある人にはおすすめです。
ある時は設備保守、ある時は電気工事をする人、電気工事でも内容によって大きく変わるので、マルチに電気工事をする人にはおすすめです。
逆に同じ内容の電気工事しかしない人にはおすすめできません。
フルハーネスを使う人
現場によってはフルハーネスを着ける人にはおすすめです。
フルハーネス用に腰道具を用意するのは、費用がかさみます。その都度、付け替えるのも大変ですよね。
そんな人はセフホルダーだけを追加購入すれば、いつも使っている腰道具をフルハーネスに対応させられます。
常にフルハーネスを着用する現場だけという人にはおすすめできないですね。
まとめ
- セフ着脱式シリーズは、腰道具を簡単にカスタムできる
- マルチに作業する人におすすめ
- 価格は高いが、総合的に考えると費用対効果は高い
- 様々な対応アイテムがある
セフ着脱式シリーズは、とても満足できる製品です。この手の製品は対応アイテムが少ないこともありますが、タジマのセフ着脱式シリーズは多くの対応製品があります。
更に新製品も追加されているので、これからも増えることでしょう。
セフ着脱式シリーズであなたも理想の腰道具を作り上げませんか?
この記事が皆さまのお役に立てれば幸いです。
コメント