新電力ってなに?メリットとデメリット!

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どうもじんでんです。今回は新電力についてお話ししたいと思います。一般的に電気代が安くなるという事で、切り替えを検討されている方もいらっしゃるかと思います。しかし色々と不安に思われている事もあるかと思うます。そのような方に少しでも参考になればと思います。

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新電力とは?

新電力とは、既存の各地域の電力会社以外の「小売り電気事業者」の事を指します。

※厳密に言うと発電を行なっている事業者も新電力となりますが、今回は割愛します。

簡単に言うと、各地域の電力会社以外の電気を売っている会社となります。

2000年より電力自由化が始まり、段階的に電力の小売りが自由化されてきました。当初は特別高圧で受電している需要家だけなど、一部の需要家だけが対象でした。しかし2016年に一般家庭を含む全ての需要家に拡大されました。

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メリット

新電力には多くのメリットが存在します。

1番は電気料金が安くなる事ですが、他にもメリットとなると面があります。

電気料金が安くなる!

電気代が安くなる」まずはこれが大本命ですよね。どこの新電力もこれを売り文句にしています。

全体的に数%安くなるプランや、使用量が多ければ多いほど安くなるようなプランも存在します。

セット販売による割引やポイント付与がある!

新電力にはガスやインターネット、携帯電話など様々なサービスとのセットによる割引をしているところがあります。

また電気代にTポイントや楽天ポイントなど大手共通ポイントの付与をしているところもあります。

利用しているサービスやポイントが合えば、結構お得になるかもしれませんね。

環境に優しい発電を選べる!

現在、太陽光や風力などによる自然エネルギーを利用した発電がされています。これらを利用したや、そういった会社から電気を買いたいという事も新電力なら可能です。

電気自体は火力、水力、原子力、自然エネルギーどれも混ざり合って送電されます。したがって、自然エネルギーで発電された電気だけを利用するのは不可能です。

しかし自然エネルギーでの発電を積極的にしている会社から電気を買うことで、環境に貢献できるでしょう。

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デメリット

新電力は多くの会社が参入しておりプランも様々です。

色々と選べる反面、注意しておかないといけない事もあります。

解約に違約金がある!

新電力の会社やプランによっては、解約する場合に違約金がかかるものがあります。簡単に言うと携帯電話の2年プランみたいなもので、所定の年数契約しないと違約金が発生します。

気を付けていれば問題ありませんが、知らずに契約すると損をする場合があるのでご注意下さい。

供給可能な地域が限られる!

新電力によっては、供給可能な地域が限定されている場合があります。住まいの地域によっては、希望する新電力と契約する事ができない事があります。

特に注意が必要なのは引っ越しをする場合です。新電力と契約していて、引っ越し先では契約できないなんて事もあります。

よくある疑問

新電力で1番心配されるのが、「電気の質が悪くなるのでは?」「停電が発生しやすくなる?」などが挙げられます。

しかしその辺りは心配ありません。

電気は大手電力会社や新電力、一般家庭に設置の太陽光発電で余った電気など色々な電気が混ざり合って供給されています。

なので仮に新電力の発電所がトラブルで停止しても、需要家が停電する訳ではありません。

まとめ

  • 新電力とは各地域の電力会社以外の電気を売っている会社のこと
  • 電気料金が安くなる以外にもメリットがある
  • 解約の際に違約金が発生する会社もあるので注意する
  • 電気の質は新電力でも全く変わらない

新電力は電気料金が安いのですが、違約金など契約内容がが複雑です。キチンとメリット・デメリットを理解して、上手に活用しましょう。

この記事が皆さまのお役に立てれば幸いです。

この記事を書いた人
じんでん

当サイトの運営者。
電気設備の保守管理の仕事に携わっています。専門知識ってネットでは出てこないか、難しすぎるって場合がおおくないですか?そこで私は電気関係の仕事で役立ちそうな情報を簡単に分かりやすく発信しています。
〔保有資格〕
・第3種電気主任技術者
・第1種電気工事士
・消防設備士

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