過電流継電器(OCR)ってナニ?

高圧受電設備
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どうもじんでんです。今回は高圧受電設備の保護継電器の1つである、過電流継電器について記事にしました。

高圧受電設備には様々な保護装置として保護継電器が設置されています。その中でも特に重要な保護継電器の1つに過電流継電器があります。

過電流継電器(OCR)とは?

過電流継電器には色々な呼び方があり、「OCR 」や「51」とも言います。「OCR 」は「Over Current Relay」の頭文字をとった略語です。「51」は日本電機工業会(JEMA)にて定められている「制御器具番号」に由来しています。

過電流継電器は短絡や過負荷などの異常な電流より、各機器や電力系統の保護を目的として設置されています。過電流継電器は2つの要素で構成されており、「限時要素」と「瞬時要素」があります。※種類によっては限時要素のみの物もあります。過電流継電器が動作すると、上位のVCBなどに信号を送り異常な電流を遮断します。

限時要素とは?

限時要素とは、過負荷による過電流からの保護を目的としているものです。電流値と動作時間により整定されます。負荷電流が整定値より大きくなればなるほど早い時間で動作するようになっています。

瞬時要素とは?

瞬時要素とは、短絡などの大電流からの保護を目的としているものです。電流値のみで整定されます。動作時間に関しては瞬時動作になり、電流が整定値に達するとすぐに動作します。時間は50ms以内で動作します。

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まとめ

  • 過電流継電器は「OCR 」や「51」とも呼ぶ。
  • 限時要素と瞬時要素により構成される。
  • 限時要素は過負荷の保護を目的としている。
  • 瞬時要素は短絡などの大電流の保護を目的としている。

今回は過電流継電器の基本的なことについて記事にしました。過電流継電器については、整定値の決め方や保護協調についてなど多くの事柄があります。それについてはおいおい記事にしたいと思います。

この記事が皆さまのお役に立てれば幸いです。

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