電気設備点検に必須！盤用マルチキーの比較とおすすめ

どうもじんでんです。電気設備点検業務に必要なアイテムと言えばなんでしょうか？工具、測定器、記録など色々と思い浮かびますよね。しかし意外と重要なアイテムがあります。

それは電気設備のカギです。

カギが無ければ開けることができず、点検できませんよね。この記事を見ているあなたは、多くのカギを所持しているのではないでしょうか。

そんな電気設備のカギをひとまとめにしてくれるアイテムがあります。それが盤用マルチキーです。

盤用マルチキーを手に入れることでカギ束をスッキリ収納でき、カギを探す時間を最小化することができます。日々の無駄な時間を少しでも無くしませんか？

電気設備のカギとは？

電気設備は感電防止や誤操作防止、イタズラ防止などの観点からカギで施錠されています。

そのカギの多くは共通キーとなっており、タキゲンのNo.200（通称200番）が有名ですね。電気設備に携わる人なら、200番は必須カギです。

しかし世の中には200番以外の共通キーも多く存在します。500番やTAK55、各種ハンドルキーなど無数の種類があります。

しかも厄介なのが、設備でカギの種類が変わってくる場合があります。キュービクルは200番だけど分電盤はNo.030など、1つの現場で複数のカギが必要になる場面もあります。

基本的には、それらのカギは各事業場に保管されていますが、様々な事業場を点検する人は自前で用意しているのではないでしょうか。

結果として大きなカギ束となっていませんか？

カギ束が大きくなるにつれて、カギを探す時間も多くなります。カギ探しに時間を費やしてイライラしますよね。

私も多くのカギを所持しており、どうにかならないかと悩んでいました。そんな時に画期的なアイテムを発見しました。

それがジェフコムの盤用マルチキーです。

盤用マルチキーは、電気設備でよく使用される共通キーをひとまとめにした製品です。

初代盤用マルチキーBMK-4は手裏剣型となっていて、収納面ではあまり優れないものでした。しかしBMK-5以降はマルチツールの様な形状をしており、複数のカギをスッキリと収納してくれます。

ジェフコムの盤用マルチキーはこれまでに、対応するカギを増やしながら多くのバリエーションが発売されてきました。

これまでに発売された盤用マルチキーは次のとおりです。

※BMK-6は販売終了しており、在庫限りとなっています。

品番のBMK-〇〇の〇〇の数字が対応するカギの種類の数となっています。数字が大きいほど、多くの種類のカギに対応しています。

しかし全てが上位互換という訳ではなく、種類によっては対応していないカギもあるのでご注意ください。

盤用マルチキーシリーズの対応カギを一覧表にしました。それぞれを比較して自分に合ったものを選びましょう。

カギ＼製品名	BMK-4 Amazon	BMK-5 Amazon	BMK-6 Amazon	BMK-7 Amazon	BMK-9 Amazon	BMK-14 Amazon
タキゲン 0061型 (現行型)	対応	対応	対応	対応	対応	対応
〃 (旧型)	対応	対応	対応	対応	対応	対応
タキゲン A-121-H型 (現行型)	対応	対応	対応	対応	対応	対応
〃 (旧型)	対応	対応	対応	対応	対応	対応
タキゲン №200	非対応	対応	非対応	対応	TAK50 で対応	対応
タキゲン №500	非対応	非対応	対応	対応	対応	対応
タキゲン №030	非対応	非対応	対応	対応	対応	対応
タキゲン №210	非対応	非対応	非対応	非対応	非対応	対応
タキゲン №300	非対応	非対応	非対応	非対応	対応	対応
タキゲン №400	非対応	非対応	非対応	非対応	非対応	対応
タキゲン TAK50	非対応	非対応	非対応	非対応	対応	TAK55 で対応
タキゲン TAK55	非対応	非対応	非対応	非対応	非対応	対応
タキゲン TAK60	非対応	非対応	非対応	非対応	非対応	対応
0番	非対応	非対応	非対応	非対応	非対応	対応
点検口開閉キー	非対応	非対応	非対応	非対応	対応	対応
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