どうもじんでんです。今回はLEDフラッシュライトの紹介です。
電気の仕事では停電しての作業も多く、暗闇での作業も多くあります。そんな時に、ヘッドライトや投光器などのライト類はとても大事です。今回紹介するLEDフラッシュライトとは、「ハンドライト」や「懐中電灯」とも呼ばれる手に持って使用するライト類を指します。
GENTOSのRV-143D
今回紹介するのは、ライトでは有名なメーカーのGENTOSの商品です。私もヘッドライトなどで愛用しているメーカーです。
GENTOSでは、様々な種類のLEDフラッシュライトがあります。その中でも一風変わった商品がRV-143Dです。
これと似た製品でRV-131Dがありますが、サイズと明るさなどの性能が違うだけのバリエーションになります。それぞれの使用用途で選ぶと良いでしょう。
何が変わっているかというと、ぱっと見は何の変哲もないLEDフラッシュライトに見えます。
しかしこのライト、実は先端のライト部が90度曲がってL字に変形します。
ではこれより、このRV-143Dの詳しい特徴を説明していきます。
スペック
- 明るさ…約150lm
- 照射距離…91m
- 照射角…固定(ワイドビーム)
- 電源…単4形電池×3本
- 点灯時間…約10時間
- サイズ…約Φ30.5×126.0mm
- 質量…約170g
- 保護等級…IP64準拠(耐塵・防滴)
※スペックについては抜粋して記載しています。詳しくはメーカーのホームページなどを参照ください。
本体は手に収まるくらいの比較的コンパクトなサイズです。ライトの性能はすごく良い訳ではありませんが、必要充分な性能と言えるでしょう。
内容物
- 本体
- ストラップ
- 単4形電池×3本
よくあるポーチなどは付属していません。個人的には、必要最低限で良いと思います。
ライト部の変形
このライトの最大の特徴ともいえるのが、ツイストヘッドと呼ばれる照射方向調節機構です。これがあれば活躍の幅が広がります。
どのような時に活躍するかというと、普段は普通のハンドライトと使用できます。しかし両手を使う作業の時は、90°曲げてポケットに固定してワークライトの様な感じでも使えます。本体に付属のペンクリップは、この時に役に立ちます。
1台で、ハンドライトとワークライトを兼用できるのは素晴らしいですね。
底面のマグネット
このRV-143Dの底面には、マグネットが仕込まれています。これにより、金属面に固定して使用する事ができます。
電気の作業では、分電盤などへの固定しての使用が可能になります。またツイストヘッドのおかげで、照射位置を自由に調整できピンポイントで照らす事ができます。
耐塵・防滴仕様
RD-143Dは、保護等級IP64に準拠しています。言葉で表すと「耐塵」「防滴」になります。
防塵に関しては最高クラスの性能です。
防水に関しては8段階の内の4で、アウトドアなど外で使うには最低限欲しい程度の性能です。具体的には、少々の雨や水しぶきは大丈夫程度の性能です。完全防水ではありませんので、過度の信用は禁物です。
また別ではありますが、1mの落下耐久性能があります。仕事で使うならこの位の耐久性があると、安心して使用できます。しかし保証ではないので、なるべく丁寧に扱いましょう。
電源は乾電池で内蔵バッテリーではない!
これは残念なポイントになりますが、電源が乾電池になります。
最近はハンドライトやヘッドライトでも、内蔵バッテリー搭載でUSBでの充電にも対応しているものが増えてきました。その方が経済的で良いので、なるべくその様な製品を選んでいるので残念です。しかし、それを上回る利便性なので購入しました。
代わりとなるかはわかりませんが、エネループには対応しているので我慢です。
今後、改良版や後継機種が出る時には是非、内蔵バッテリーにして欲しいものです。
まとめ
- ツイストヘッドによる変形機構がある
- 90°曲げればワークライトとしても使える
- 底面のマグネットで金属面に固定できる
- 保護等級はIP64に準拠
- 電源は乾電池
今回紹介したRV-143Dは、電気屋にオススメのハンドライトです。ライトの性能だけなら、他にも良いものは多くあります。しかし変形機構や、底面のマグネットは電気の作業にピッタリです。
この記事が皆さまのお役に立てれば幸いです。
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