どうもじんでんです。今回は一風変わったビットホルダーの紹介です。「ビットホルダーなんてどれも同じでしょ?」と思うかもしれませんが、これは今までにないアイデア商品です。
実用的なビットホルダー
皆さんは電動工具に必要な各種ビットをどう携帯していますか?私はビットホルダーをよく使っています。
簡単に着脱できるけどしっかりと固定されるので、現場で動き回っても大丈夫です。ビットをそのままつけて使用するのも良いですが、キーアダプターを使えばカギなど色々なものをつける事ができます。
ビットホルダーは様々なメーカーから発売されています。しかし殆ど機能的な違いはなく、どれも同じようなものばかりです。違いと言えば材質とデザインくらいでしょうか。
しかし今回紹介するベッセルのボールクイックキャッチャーQB-22はちょっと変わったビットホルダーです。
その形から分かる様にドライバーとしても使用できます。ホルダーとしての機能はそのままに、ちょっとしたドライバーとしての機能もあります。
この商品について詳しくレビューします。
仕様
- 取付ビットサイズ…対辺6.35
- 取付可能重量…500g
- 本体全長…63㎜
- 本体重量…17g
特徴
ここからボールクイックキャッチャーQB-22を実際に使っての、良いポイントやイマイチなポイントを紹介します。
ドライバーとして使用できる
ボールクイックキャッチャーQB-22の1番の特徴である、ドライバーとしての機能について紹介します。
メーカーでは、M4サイズでトルクは2N・mまでとされています。
M4サイズであれば、ちょっとしたネジはなんでも大丈夫そうですね。
実際に使用してみた感じは、M4サイズが限界だなと感じました。M4サイズを締めてみるとギリギリ締め込めたかなって感じの感覚です。少し大丈夫かなと不安にもなります。これ以上は力を入れる事はできません。
逆にM4以下のサイズであれば、問題なく使用できます。
持った感じは大丈夫かなと思いますが、力もちゃんと入るし意外と使えます。
サイズ感的に、精密ドライバー用のグリップとしての使い方もありなのでは無いでしょうか。
付け外しは簡単
ビットホルダーとしての基本的な使い勝手として、ビットの脱着のしやすやがあります。
あまり商品によって違いはありませんが、ボールクイックキャッチャーQB-22は使い勝手が良い方と思います。
付ける時は片手でも付ける事ができます。外す時はグリップ部分に指を引っ掛けられるので、目視せずとも簡単に外す事ができます。
グリップ部分の材質が良い
地味なポイントですが、本体のグリップ部分がドライバーと同じような材質です。
多くのビットホルダーが金属なので、ビットホルダー同士や他の工具との接触による摩擦や傷が気になります。カチャカチャという音も気になりますね。グリップ部分の材質と膨らんだ形状がそれを緩和してくれます。どうでもいいポイントかもしれませんが、地味に嬉しいポイントです。
膨らんだ形状で複数持ちは不便
ボールクイックキャッチャーQB-22はドライバーとして使用できるので、グリップ部分が膨らんでいます。
これが特徴なのですが、その形状ゆえ、複数使用すると先端が膨らんでしまいます。まあこれを1つのカラビナに3個も4個も付ける事はあまり考えられないので、そこまでデメリットではありません。
もし複数使用される方は注意しましょう。
まとめ
- ボールクイックキャッチャーQB-22はドライバーとしても使える
- 精密ドライバー用のグリップでもあり
- M4サイズが限界
- 使い勝手も良い
ボールクイックキャッチャーQB-22は、ビットホルダーとしての機能は損なわずにドライバーとしての機能があります。デメリットは殆どないのでオススメです。
この記事が皆さまのお役に立てれば幸いです。
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