失敗しない! 検電器の選び方!

測定器
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検電器とは?

電気屋にとって最も必要な道具とも言えるのが検電器です。なぜかというと電気は目に見えず、もしも感電しようものなら命を奪いかねないものであり、それから自分を守ってくれる道具だからです。

電気の作業は停電しての作業が原則です。なので電線等に触る前には電気がきていないことを確認することが鉄則です。電気がきているのかを調べる為に検電器を使用します。

検電器を電気がきている部分にあてると、音や光で知らせてくれます。なのであてても音や光の反応がない場合は電気がきていないということになります。

電気の有無を確認する行為を検電と呼びます!

電気の有り無しを知る方法としてテスターによる電圧の測定なども有効です。しかしだた電気の有無を知りたいだけなら、検電器による確認が簡単です。自分の命を守る為に行う検電ですので、できるだけ簡単に実施できるのが望ましいです。面倒だったりすると検電の行為自体を省略してしまう場合があるからです。

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選ぶポイント!

検電器を選ぶ上で重要なポイントをまとめました。

  1. 適用電圧
  2. 交流か直流か
  3. 大きさ、携行のしやすさ
  4. 有電圧時の表現方法

適用電圧

電気には電圧の大きさがあります。検電器にも使用できる電圧の下限値と上限値が決まっています。自分が作業する回路の電圧に適用できる検電器を選びましょう。万が一これを間違えると、低すぎて検電器が動作しなかったり、高すぎて検電器を通して感電する場合もあります。怖いのは適用より下の電圧で動作せずに、電気がきていないと勘違いし感電することです。

数ある検電器の中には切り替え式で低圧~高圧まで幅広く対応するものもあります。一台でどのような場面でも使用できるメリットがあります。しかし切り替えを忘れたりした場合は、先ほど述べたように勘違いが発生する可能性があるので個人的にはお勧めできません。可能な限り、低圧用と高圧用では分けてそろえることをお勧めします。

交流か直流か

電気屋の多くの作業は交流回路だと思います。なので多くの検電器が交流のみの対応です。直流回路で検電が必要な場合は専用の検電器を用意しましょう。また最近は太陽光発電所の普及により直流回路が増えてきていますので、必要となることも多いでしょう。一般的な検電器では太陽光発電所などの直流回路は検電できないので注意しましょう。

大きさ、携行のしやすさ

先ほどまでは仕様や技術的な観点でのポイントでしたが、これからは現場での使いやすさなどのポイントになります。

検電とは作業においてその都度、実施しなければなりません。作業をする前に検電、触る回路が変われば検電と何度もしなければいけません。そうなると常に身に着けておくのがいいでしょう。

低圧回路のみの作業であればポケットに入れておけるサイズ、高圧であれば腰道具のサックに収まるサイズがお勧めです。特高になると離れた位置からの検電が必要になるので携行できるものはあまりないかもしれませんが、伸縮式のものだと持ち運びが便利です。

携行に邪魔になるようなサイズを選んでしまうと、どうしても人は省略しようとしてしまいます。『ブレーカーを切ったから絶対に電気はきていない』など状況や慣れから電気の有無を判断した結果、勘違いによる感電となってしまいます。

このようなことをなくす為にも、電圧区分に応じた検電器を複数購入することをお勧めします。

有電圧時の表現方法

検電器は電圧があれば、何らかの方法で知らせてくれます。多くは音と光にて知らせてくれます。特高用の一部の検電器は風車型と言って先の風車が回転して知らせてくれるものもあります。

検電器によっては光が見えにくかったり、音が小さかったりと分かりづらいものもあります。実際の現場では騒音があったりと状況が悪い場合がありますので、できる限りわかりやすい光(一部ではなく全体的に光る)や大きな音で知らせてくれる検電器を選びましょう。



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まとめ

  • 使用する回路の電圧にあうものを選ぼう。
  • 多くは交流にのみ対応。直流が必要なら対応しているものを選ぼう。
  • できる限りコンパクトで持ち運びしやすいものを選ぼう。
  • 電圧区分で使い分けよう。
  • 有電圧時はできる限り大きな音や分かりやすい光で知らせてくれるものを選ぼう。

以上、検電器の選び方のポイントでした。この記事が皆様のお役に立てれば幸いです。

HIOKI (日置電機) 検電器 3481

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