どうもじんでんです。皆さんは電ドラボールを使っていますか?今では持ってて当然の工具となっていますね。
そんな電ドラボールに新製品が登場しました。その名も電ドラボールⅡです。名前から分かる通り、初代電ドラボールの進化版です。
今回は、そんな電ドラボールⅡを紹介します。
電ドラボールⅡ 220USBC
電ドラボールはベッセルが発売している小型の電動ドライバーです。初代は2018年12月に登場して、もう6年以上も経過していることに驚きです。
今では、欠かせない当たり前の工具として広く認知されています。また他社からも同じコンセプトの製品も出ていますが、そういうのもひっくるめて電ドラボールと呼称されていますね。もはや電ドラボールというジャンルになっています。
これまでに電ドラボールは、いくつかのバリエーションが発売されましたが、初代電ドラボールは今でも発売されている現役の製品です。
そんな初代の正統な後継機種として、今回紹介する電ドラボールⅡが発売されました。目新しい機能などはありませんが、初代での細かい不満ポイントが改善されています。
電ドラボールⅡをおすすめできるのは、次のような人です。
- これから初めて電ドラボールを買う人
- 初代を持っているが、劣化して買い替えを考えている人
- 電ドラボールのトルクがもう少しあればと感じている人
総合評価
製品名 | 電ドラボールプラスNo.220USBC |
---|---|
総合おすすめ度 |
項目 | 評価 | 備考 |
---|---|---|
サイズ | 従来より少し長いが誤差の範囲 | |
重量 | 従来より少し重たいが誤差の範囲 | |
操作性 | これまでと同じ操作方法 | |
付加機能 | 充電がUSB Type-Cに対応 | |
性能 | トルクがシリーズ最大値 |
※評価については、他メーカーの同等クラスの製品との比較や、個人的な主観を元に点数を付けています。
スペック
製品名 | 電ドラボールプラスNo.220USBC |
---|---|
最大トルク | 3.0N・m |
回転数 | 280min-1 |
手締め耐久トルク | 12N・m |
重量 | 170g |
サイズ | 147×Φ45mm |
バッテリー | 3.7V 800mAh |
※抜粋して記載しています。詳しくはメーカーのサイトなどをご参照ください。またスペックの一部は実測値を記載しています。
シリーズ最大値にトルクがアップ
電ドラボールⅡの最大の特徴として、シリーズ最大のトルクが挙げられます。過去の電ドラボールシリーズの最大トルクは、初代及び電ドラボールプラスの2.0N・mでした。
今回の電ドラボールⅡはというと、なんと3.0N・mです。1.5倍にパワーアップしています。
トルクがアップしたことで、これまではパワー不足と感じていた作業でも使えるようになります。ネジの大きさで言えば、これまではM4が限界のサイズでしたが、M5までは問題ない範囲になります。
他にも色々な用途があると思いますが、これまで使ってみてちょっとパワー不足だなと感じていた人は、買い替えもアリだと思います。
細かい変更ポイント
電ドラボールⅡは基本的な機能はこれまでと同等です。外観も良いのか悪いのか、ほぼ同じ見た目です。

しかし細かい点では初代から改善されています。
充電ポートがUSB Type-Cになった
まずは充電ポートがUSB Type-Cになっています。初代はMicro-USBだったので、嬉しい変更点です。
今では様々な物の充電がUSB Type-Cとなっているので、同じ充電コードで充電できるのは良いですね。充電しようとしてMicro-USBのコードがない、なんてストレスから解放されます。
落下防止コードが取り付けられる
高所で作業する現場では、落下防止コードの取り付けが必須となっている場合があります。
初代では取り付け穴が無かったので、使用を諦めていた人もいるでしょう。
電ドラボールⅡでは、この点にも対応してくれています。

底面にストラップをつける部分があるので、それを利用して落下防止コードが付けられます。
ピタッと止まる
電ドラボールⅡではボタンから手を放してから、本体の回転が止まる時間が短くなっています。感覚的にはピタッと止まる感じです。
これまでの電ドラボールでは、どうしても手を放してからも慣性で少し回っていました。そこが扱いづらいと感じていた人もいるでしょう。
この点はパナソニックの充電ミニドライバーEZ1D11が優秀でしたが、電ドラボールⅡは遜色ない性能と感じました。
過去シリーズとの比較
電ドラボールは、初代から今回の電ドラボールⅡまで含めると4種類あります。
そこで気になるのが、どれを買えば良いのかだと思います。
性能的な面はこちらの記事で比較をしているので、気になる人はご覧下さい。
ここでは価格面で比較したいと思います。
初代電ドラボールは今でも発売されており、性能面なら電ドラボールⅡですが価格次第では初代も選択肢となるでしょう。またトルクが3段階で変更できる電ドラボールプラスとも悩みます。
下記に実売価格をまとめています。
価格を重視するなら初代電ドラボール一択です。
電ドラボールプラスと電ドラボールⅡは僅差ですね。トルクを変更できる万能性か、高いトルクを必要とするかで選べばいいと思います。
まとめ
電ドラボールⅡは初代電ドラボールの正統進化といえる製品です。初めて電ドラボールを買う人や買い替える人におすすめです。
電ドラボールは当然の工具となっているので、購入するらな最新の電ドラボールにしてみてはいかがでしょうか。
この記事が皆さまのお役に立てれば幸いです。
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