どうもじんでんです。皆さんペンドラって使ってますか?ペンドラとは、ペン型ドライバーやペンドライバー、スティックドライバーと呼ばれる電動工具です。
最近の現場では、多くの人が腰道具にぶら下げていますよね。私ももちろん使用しています。最近は電ドラボールなどの簡易的な電動ドライバーが増えていますが、ペンドラが必需品という現場も多いのではないでしょうか。
電動工具で最も有名なのはマキタですね。ホームセンターでもよく見かけます。でも電動工具メーカーは他にもあり、様々なペンドラが存在します。どれも同じペンドラかと思いきや、実はそれぞれ特徴があります。どれが良いのか悩むところですよね。
しかし現場で使っている人が多いのは、間違いなくマキタだと思います。
本当にマキタのペンドラが良いのかを、他のメーカーと比べながら紹介します。
インパクトドライバーの選び方については、こちらの記事で解説しています。
充電式ペンインパクトドライバTD022D
電動工具と言えばマキタですよね。最近では電動工具だけでなく、バッテリーを活用した草刈機、コーヒーメーカー、保冷庫など様々な製品を発売し話題を集めています。
マキタの電動工具を愛する、マキタマニアの方も多くいるのではないでしょか。どこのホームセンターにもマキタ製品は置いてあり、入手性の良さもポイントですね、
今回は、そんなマキタのペン型インパクトドライバーTD022Dを紹介します。マキタのペンドラは、最高クラスの性能とバッテリーの汎用性がおすすめポイントです。それらについて詳しく紹介していきます。
基本的なペン型インパクトドライバーの機能として、差込口対辺が六角6.35㎜の一般的なビットに対応しています。おすすめのビットはこちらで紹介しています。併せてご覧ください。
マキタのTD022Dがおすすめできるのは、次の条件に当てはまる人です。
- 無難に人気のペンドラが欲しい人
- ペンドラのバッテリーを使い回して他の製品も使いたい人
総合評価
製品名 | 充電式ペンインパクトドライバTD022D |
---|---|
総合おすすめ度 |
項目 | 評価 | 備考 |
---|---|---|
サイズ | 標準的なサイズ | |
重量 | 標準的な重さ | |
操作性 | 慣れが必要だが、直感的に操作できる | |
付属品 | ケースは使い勝手がいい バッテリーも汎用性が高い | |
性能 | 性能はトップクラス |
※評価については、他メーカーの同等クラスの製品との比較や、個人的な主観を元に点数を付けています。
スペック
製品名 | 充電式ペンインパクトドライバTD022D |
---|---|
最大締付トルク | 25N・m |
無負荷回転数 | 2450min-1 |
打撃数 | 3000min-1 |
重量 | 約569g ※バッテリー含む |
全長 | 約280㎜ |
適合バッテリー | BL0715 (7.2V 1.5Ah) |
※抜粋して記載しています。詳しくはメーカーのサイトなどをご参照ください。またスペックの一部は実測値を記載しています。
トップクラスの性能
インパクトドライバーで、最も大事な性能はトルクです。トルクが大きいほど、太いボルトの締め付けや長いビスの締め付けができます。
マキタのTD022Dのトルク性能は、25[N・m]です。
これは同クラスのペンドラで最高クラスの性能です。ペンドラで有名なメーカーのパナソニック、HiKOKIと比べてもどちらも同じ25[N・m]です。
電池の容量も1.5Ahあり、これも他のメーカーと同じで最高クラスの容量です。充分な容量があるといえますね。
2022年3月現在で、他の性能を見ても遜色ない性能です。性能面ではトップの性能です。
実際に使用した感じでも特に違和感なく、王道のペンドラといった感じです。
直感的に操作できるスイッチ
マキタのTD022Dでは、正転逆転の切り替えが不要の両面スイッチ方式となっています。
レバーの回す方向と回転の向きが連動しているので、直感的に操作することが可能です。右側でスイッチを下に下げれば右回転します。誰でもすぐに理解することができますね。
通常のインパクトドライバーは、トリガー方式を採用しています。正転、逆転をスイッチで切り替えて、トリガーを引いて回転数を調整します。精密な操作性はトリガー方式に軍配が上がります。
しかし両面スイッチ方式では正転、逆転の切り替えが不要なので素早い操作が可能です。また両面にスイッチがあるので、作業の場所によっては扱いやすい場面もあるかと思います。
回転数の調整もできるので、小さいネジにも対応できます。しかし細かい調整をするには、経験と慣れが必要です。
ロック機構もあり、手回しにも対応しています。これ1つで締め付け確認まで可能です。
付属品の汎用性が高い
正直、有名な各メーカーのペンドラは性能が頭打ちとなっており、どれも似たり寄ったりの性能をしています。性能だけで選ぶならマキタ、パナソニック、HiKOKIどれも変わりません。
そんな中、マキタのTD022Dをおすすめするポイントがあります。それは付属品の汎用性の高さです。付属ケースとバッテリーの汎用性は、他のメーカーにはない強みがあります。
バッテリーの汎用性
マキタの特徴と言えば、バッテリーを使い回せる汎用性の高さです。
もちろんTD022DのバッテリーBL0715も様々な製品に適用できます。
簡単に紹介すると次の製品に使うことができます。
- ドリルドライバー
- スティッククリーナー
- ラジオ
- LEDランタン
TD022Dのセットを買っておけば、上記の製品の本体を買うだけで使用することができます。経済的ですよね。
18Vバッテリーなどに比べると種類は少ないですが、これぞマキタの電動工具といったところです。
ケースの使い勝手が良い
TD022Dのセットを買うと、本体と充電器を収納するケースが付属します。これが非常に良いです。
まず他のメーカーがプラスチック系素材であるのに対して、マキタはアルミで作られています。現場で使用することを考えると、アルミの方が少し乱暴に扱っても耐久性が高いと思います。
またケースの中も良くできています。
まずアルミケース内に、予備バッテリーやビットを入れるプラスチックの小箱が入っています。内部には仕切りもあり、外して大きく使うこともできます。
またアルミケース内部も仕切りを動かせる様になっています。セット内容をそのまま収納すると位置は固定されてしまいますが、充電器は常に出しておくなどすればケース内を広く使うことができます。長いビットなども収納できます。これ1つで工具箱的な使い方もできます。
また蓋側にはポケットが2段ついています。
上段は大きな一つのポケットとなっており、取扱説明書や資料なんかを入れておくといいですね。下段は3つのポケットに分割されています。ビットや小物の収納に適しています。
全体を通して、オマケのケースを超えた満足できるものとなっています。
先端部が長く狙いにくい
TD022Dの特徴として、両面スイッチを紹介しました。両面スイッチはメリットが多いですが、デメリットも存在します。
操作の都合から、スイッチが持ち手部ではなく先端部にあります。先端部に操作機構があることで、必然と長さが長くなります。
よって対象物を狙うときに、先端部が長いことでブレて狙いにくいです。慣れてくれば問題ありませんが、重量もそれなりにあるので初心者は難しい場面もあるかと思います。
まとめ
- 性能は他のメーカーと変わらない最高クラス
- 両面スイッチ方式で素早い操作が可能
- 付属品の汎用性が高い
マキタのTD022Dは、やっぱり人気のペンドラという印象です。マキタの特徴とも言える、バッテリーの汎用性の高さも備えています。
付属ケースもできがよく、工具箱として使用できます。DIY用途の購入にもおすすめできます。操作には慣れが必要な部分もありますが、すぐに慣れることができるでしょう。
ペンドラの購入に迷ったら、マキタのTD022Dを買っておけば間違いなしです。
この記事が皆さまのお役に立てれば幸いです。
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